いよいよ、暮れも押し迫ってきました。
12月は、年末年始で稼働日も少ない月、
皆様も、忙しい時間を
お過ごしのことと思います。
私たちロームも、1年で一番忙しい時季を
迎えています。
12月は、通常の給与計算に加え
賞与や年末調整が重なるので、2倍近い業務量に
なります。
「サル」でもできる?
給与計算なんて、足し算、引き算だから
『「サル」でもできる』と言われたことがあります。
かなりカチンときましたが、
ニッコリと『ハイ』と答えました。
たとえ、すぐに何百万の助成金を受給できたり、
未払い残業や退職金、社会保険料の削減ができたり、
その方の想像を絶する得ができたとしても…
「フセン」が多い
ロームの年末調整は、扶養控除申告書を
プレ印刷することから始まります。
・所得税が少なくなる様に
・手続きにモレがない様に
・解りやすく、楽に書類を書いてもらえる様に
申告書に名前、住所、生年月日、扶養家族の
情報をプレ印刷し、その方の状態に合わせて、
簡単な説明が書かれたフセンをつけます。
中途入社の方には、前職の源泉徴収票の添付を
お願いすることに加え、
国民年金、国民健康保険料を納付しているのでは
無いかなど・・・
書いて欲しい箇所とミトメ印を押印するところに
鉛筆で一枚一枚○を付け、扶養控除申告書を
お渡ししています。
モレがあると質問します
社長様や奥様が、昨年まで入っていた
小規模企業共済について記入が無かったら…
昨年まで住宅ローン控除があった方が
今年は住宅借入金等特別控除申告書を添付して
いなかったら・・・
モレていそうなことがあると、
通常の2倍の業務量の中でも、電話で質問します。
年末調整で4時間の勉強
新人は、2時間×2回の勉強会と
先輩のチェック、指導が毎日入ります。
自社の「強み」を継続し、更に強化する
ために研修と育成指導は欠かせません。
・誰が事務をするのか?
・どのような意識で事務に取り組むのか?
これだけで、納付する所得税が大きく変わります。
実は、ロームの事務の違いは、
助成金ばかりではありません。
給与計算をお客様の得になる様にやるのか?
ただのルーチンだと思ってやるのか?
この意識の違いで、
社会保険料の会社負担と個人負担、
残業手当、所得税、助成額が変わってきます。
正確で親切な給与計算は、
従業員の信頼残高をプラスにします。
間違いだらけの給与計算では、
従業員と信頼関係が気づけません。
誰がやっても同じ?
どの「労務士」、「税理士」がやっても、
事務は同じと言われると、
「ハイ」と答えます。
初めから否定される方には、
自分の「思い」は伝えないことにしています。
サービスの違いがわかる方や
「価値」を理解して頂ける方と
お付き合いしたいと思っているからです。
3年前と違って!
ロームのスタッフは、以前に比べ
自分たちが、他の事務所と違うサービスを
提供していることを理解する様になってきて
います。
3年位前から、お客様が他の社労士、税理士事務所
から切り替わって頂く度に、
給与計算や社会保険事務の質と量の違いに気付き、
ロームの「強み」として、スタッフが共有してい
るからです。
もちろん、他の事務所の良いところは
スグにマネさせて頂きます。
マーケティングの発想を人事労務に加えると、
スタッフに「誇り」が生まれます。
そして、それが自社の「強み」を
更に強化します。
誰がやっても同じ?
自分の仕事を、「誰がやっても同じ」
と言われたら、どうしますか?
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