今から27年前の7月。
私は床が抜け落ちた自宅の1室で社会保険労務士として独立しました。
まだ元気だった父と二人で床板を外し、根太(ネダ、床板をはる木)を入れ、フローリングをはりなおしました。
自分でクロスもはりました。看板も手書きです。
とにかくお金がなかったので、できる限りのことは自分でやりました。
今思うと、融資を受けていち早く本業に集中すれば良かったです(笑)
しかし、当時は、マネジメントゲームで学んだ知恵もノウハウもありませんでした。
新人の私にいち早く社会保険労務士として成功した先輩が
『事務所通信を出すといい』と教えてくれました。
先輩:事務所通信を発行したほうがいいよ!そういうサービスがあるんだ。
私:そうなんですね。
先輩:名刺交換した人に送り続けると信用してくれるよ。
私:なるほど…
先輩:事務所名も入れて発行してくれるから、お得な買い物だよ。
私:ありがとうございます!
これはいい話を聴いた。
早速、事務所通信を発行してお客様に情報発信しよう♪と行動に移しかけたところで、
「でもお金がないしなぁ~買うのは勿体ないよなぁ~」とすぐに思ってしまいました。
独立して仕事がありません。時間だけはたくさんあります。
だから自分で「事務所通信」を書くことにしました。
でも文章を書くのが苦手でした。
その頃の社会保険労務士事務所の名称は「◯◯社会保険労務士事務所」「◯◯労務管理事務所」など、「労務」という言葉を使うのが一般的でした。
そこで事務所通信の名前を「労務ニュース」としました。
しかし、問題があります。
たったA4一枚、行数にして30行程の文章を書く自信がないのです。
毎月発行できるか不安なのです。
そこで同じ時期に開業した社会保険労務士3人を誘って、
4人で共同の事務所通信を発行することにしました。
でもみんな文章を書くのが苦手でした。
しかし、そのうち一人の社会保険労務士が
「忙しい社長さまにとって、短いほうが喜ばれるのではないか。」と思いつきました。
そこで私たちの労務ニュースは、30秒で読める!がコンセプトになりました。
新人の私たちには30行の情報提供が書けません。
恥ずかしながらあまりノウハウがないのです。
社会保険労務士は実務経験がなくてもなれるし、お客様がいないと経験とノウハウが集まりません。
私が発案者のため、仲間の原稿を集めるのは私の仕事でした。
まるで小説の原稿を待つ編集者の気分です。
私も30行の文章を書くのに2、3日使っていました。
とにかく時間が掛かっていました。
今では30分で終わる仕事です。
しかし、当時は、調子が悪いと20時間近くかけて30行を書いていました。
請求書と一緒に「労務ニュース」を同封するのですが、
ニュースが書けていないから請求書を送れないなんて、バカなことが起こっていました。
ビジネスは投資です。
時間とお金を何に投資することによって、最大のリターンを得ることができるのか?
それを考えることが経営のコツです。
大切なのは何に投資するかです。
そして実は最も貴重な資産は時間です。
あなたは、自分自身の何に時間を投資すると最大のリターンが返ってくると思いますか。
私は床が抜け落ちた自宅の1室で社会保険労務士として独立しました。
まだ元気だった父と二人で床板を外し、根太(ネダ、床板をはる木)を入れ、フローリングをはりなおしました。
自分でクロスもはりました。看板も手書きです。
とにかくお金がなかったので、できる限りのことは自分でやりました。
今思うと、融資を受けていち早く本業に集中すれば良かったです(笑)
しかし、当時は、マネジメントゲームで学んだ知恵もノウハウもありませんでした。
先輩のアドバイス
新人の私にいち早く社会保険労務士として成功した先輩が
『事務所通信を出すといい』と教えてくれました。
先輩:事務所通信を発行したほうがいいよ!そういうサービスがあるんだ。
私:そうなんですね。
先輩:名刺交換した人に送り続けると信用してくれるよ。
私:なるほど…
先輩:事務所名も入れて発行してくれるから、お得な買い物だよ。
私:ありがとうございます!
これはいい話を聴いた。
早速、事務所通信を発行してお客様に情報発信しよう♪と行動に移しかけたところで、
「でもお金がないしなぁ~買うのは勿体ないよなぁ~」とすぐに思ってしまいました。
労務ニュースの誕生
独立して仕事がありません。時間だけはたくさんあります。
だから自分で「事務所通信」を書くことにしました。
でも文章を書くのが苦手でした。
その頃の社会保険労務士事務所の名称は「◯◯社会保険労務士事務所」「◯◯労務管理事務所」など、「労務」という言葉を使うのが一般的でした。
そこで事務所通信の名前を「労務ニュース」としました。
しかし、問題があります。
たったA4一枚、行数にして30行程の文章を書く自信がないのです。
毎月発行できるか不安なのです。
そこで同じ時期に開業した社会保険労務士3人を誘って、
4人で共同の事務所通信を発行することにしました。
でもみんな文章を書くのが苦手でした。
しかし、そのうち一人の社会保険労務士が
「忙しい社長さまにとって、短いほうが喜ばれるのではないか。」と思いつきました。
そこで私たちの労務ニュースは、30秒で読める!がコンセプトになりました。
たった30行が書けない
新人の私たちには30行の情報提供が書けません。
恥ずかしながらあまりノウハウがないのです。
社会保険労務士は実務経験がなくてもなれるし、お客様がいないと経験とノウハウが集まりません。
私が発案者のため、仲間の原稿を集めるのは私の仕事でした。
まるで小説の原稿を待つ編集者の気分です。
私も30行の文章を書くのに2、3日使っていました。
とにかく時間が掛かっていました。
今では30分で終わる仕事です。
しかし、当時は、調子が悪いと20時間近くかけて30行を書いていました。
請求書と一緒に「労務ニュース」を同封するのですが、
ニュースが書けていないから請求書を送れないなんて、バカなことが起こっていました。
ビジネスは投資
ビジネスは投資です。
時間とお金を何に投資することによって、最大のリターンを得ることができるのか?
それを考えることが経営のコツです。
大切なのは何に投資するかです。
そして実は最も貴重な資産は時間です。
あなたは、自分自身の何に時間を投資すると最大のリターンが返ってくると思いますか。