週末にかけて、
気温がグッと下がるそうです。
皆様
体調を崩されないようにお気を付け下さい。
今日は、『コンピテンシー』のお話です。
目に見える行動に注目する!
『コンピテンシー』と言う言葉を
ご存知ですか?
コンピテンシーとは、
人材活用に用いられる手法で
高業績者の行動特性のことです。
つまり、
仕事のできる人は
どんな行動をとっているのか?
その特徴は何か?
どんな行動が
業績の違いを生み出すのか?
ということです。
コンピテンシーモデルとは
コンピテンシーを
人事のPDCAサイクルの中心に据え、
コンピテンシーを体系的に整理し、
部門・職種や等級・職位などによって
組み合わせたものを
「コンピテンシーモデル」
といいます。
最近では、
採用、人事評価に広く使われています。
「できる」→「している」に
ひと昔前の人事評価は、
「~ができる」が基準でした。
つまり、
「できる」か「できない」かが
判断基準でした。
だから、できれば良かった。
スゴ~ク意地悪に言うと…
できてさえいれば、
やっていなくても評価されました。
しかし、
現代のコンピテンシーの評価基準は
「している」です。
つまり、
行動パターンとして身について
習慣になっていないと評価されません。
評価する側のメリット
コンピテンシーモデルは、
職種別に高い業績を上げている
従業員の行動パターンを分析します。
そして、
その行動パターンをモデル化します。
具体的には
実際に行動で示される能力
(「~をしている」)
の形で表現します。
「~している」かどうかを評価する
仕組みです。
つまり、目で見てわかりやすい。
しかも、
真似しやすいメリットがあります。
人事評価
私たちの人事評価は、
公平な評価とか、
納得性の高い評価とかは、
あまり気にしていません。
まずは、
成果を上がる行動パターンとは何か
を明確にして、
『その行動を取ると評価します』と
宣言をします。
みんなで、
真似るよう奨励します。
結果、業績が上がって、
分配するパイが増える!
お客様からも
従業員からも選ばれる会社を目指す!
そのための基本の仕組みの一つが
コンピテンシーです。
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