湿度が高く、
過ごしづらい日が続いていますね。
さて早速ですが、
昨日の続きをお話しします。
昨日のまとめ
「褒める」には、
上下の関係が入り込んでいるので、
アドラー心理学では、
「褒める」のは禁止です。
というのは、
上司は部下を褒めることができますが、
部下は上司を褒めることはできません。
それは、
「褒める」という行為に
上から目線が入っているからです。
それに比べて
「勇気づけ」は、対等な感じです。
例えば、
「勇気づけ」は、
お客様にも、上司にも使えます。
勇気づけとは
「勇気づけ」とは、
難しいことを克服する力を
与えることです。
「勇気づけ」の基本パターンには、
『感謝+前向きな感想』があります。
『ありがとう』等の感謝の言葉に
「嬉しいよ」
「助かったよ」
など
前向きな感想を付ける方法です。
ユー・メッセージで話すと
「勇気づけ」は、
『アイ・メッセージ』で話します。
これは、
「私」を主語にして話すという手法です。
「私が嬉しかったです。」
「私が助かりました。」
「私がガッカリしました」
逆に、「ユー・メッセージ」は
「あなた」を主語にして話す方法です。
たとえば、
・(あなたは)スゴイね。
・(あなたは)エライね。
・(あなたは)ひどいね。
つまり、
あなた=○○
と話す方法です。
「ユー・メッセージ」だと
ちょっと決めつけられた様に
感じませんか?
でも・・・
意識しないと
ついつい
私は、このユー・メッセージで
話してしまいます。
あなたは、
いかがですか?
アイ・メッセージで話す
自分自身がどう感じるか、
ということを言葉にするのが
アイ・メッセージです。
たとえば、
・私は、あなたと一緒に仕事ができて嬉しい。
・あなたが頑張ってくれて、
とても助かりました。ありがとう
というような言い方です。
指示を質問形式に
相手を尊重するために、
指示を質問の形にするのも効果的です。
「~して!」 → 「~してくれる?」
「~やってください」
→ 「~してもらっても良いかな?」
選択の余地があるので、
押しつけられた感じが弱まり、
尊重していることが伝わります。
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