社会保険労務士法人 ロームのお悩み相談コラム

2016.11.24

ご存じですか、年金の秘密

あなたは、 老後にいくら必要だと思いますか?

世代間の扶養

日本の年金は、積み立てた保険料を老後に受け取る 積立方式ではありません。 高齢者を現役世代が扶養する世代間扶養です。 世代間扶養の割合を、所得代替率と言い、 法律で決められています。

チョット、ごまかされた感じ

実は、所得代替率の割合は多く見える様に細工されいます。 高齢者が受けとる年金は、 社会保険料、所得税を引く前の総支給額で計算され、 現役世代の所得は、社会保険料、所得税を引いた 手取りで計算されているからです。    高齢者の年金          総支給額 ━━━━━━━━━━━━━━  =  ━━━━━━ 現役世代の所得-社保-税金      手取額 つまり、年金額の割合が高く見える様に計算されます。 欧米では税や社会保険料を両方含めるか、 両方除外して算出するのが一般的です。 分子と分母を合わせるのが常識です。

再試算してみると!

厚労省によれば、 会社員の夫と専業主婦の2人のモデルケースの場合 13年度の厚生年金の所得代替率 現在の計算       →62.6% いずれも手取り     →53.9% いずれも社会保険料等込 →50.9%

50%を割り込みそう!

経済成長率が実質0.4%のプラス成長の場合、 43年度の所得代替率は50.6%と試算されていますが、 計算方式を変えると…

毎年昇給が続くのが前提の試算!

20年後に、今の20代が40代になり、日本経済を担います。 あなたの会社では、20・30代の給料と 50・60代の給料では、どれぐらい違いますか? 今から20年後に日本の競争力は、どうでしょうか? 日本の競争力が低下した場合に、 更に現役世代の収入が減ることが予想されます。 その減った現役世代の50%が モデル的な厚生年金の支給額となります。 実は、それもあてになりません。 高齢者に比べて、支える現役世代が少なくなるからです。

年金で、余裕の老後は…??

日本の年金は世代間扶養! 私は55歳。 15年後の70歳になる私の年金を支えてくれるのは、 今の20代+15年=40代 20代、30代の人材育成は重要!! しっかり利益を稼いで、昇給し、 将来の年金を払ってもらいましょう(笑) あなたの会社では、 人材育成に力を入れていますか? 将来の年金の担い手です。
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