新人の成長スピードが加速!
新人の育成スピードがグッと上がっています。人手不足の中で本当にありがたい話です。
そのキッカケは…
ミスを連発していた40代の新人を育成する中で、以前では「当たり前」だったことの大切さを再確認できたからです。
ラッキーです♪
では、新人の成長を加速させる教え方の「コツ」とは…?
仕事を覚えることが苦手な新人って?
先輩からミスを見つけられ、いつも自信が無さそうにしていたその新人。1年でミスをせずに仕事ができるようになりました。覚えの良い新人は3ヶ月でマスターできるので、ちょっと遅めです。
でも、苦労しながら一生懸命がんばってくれました。
本当に良かったです。
何が大切なのかを判断していない
どうして、覚えられないのか?教えたことをスグ忘れてしまうのか?
その理由を探すために、色々な取組みをしました。
その中で気づいたことは、何が大切で何が大切でないかを区別できていないことです。
気づいたことは、そんな当たり前のことでした。
口で説明させるだけだった
ロームでは、新人に仕事を教えるときに、「手順」と「コツ」を質問し、口で説明させます。しかし、教わったことをどう理解しているかを、文字・図・表で表現させていませんでした。
つまり、新人にメモを取らせ、それを自分の頭で「どう理解したか」をチェックする習慣が弱かったのです。
教えることをメモらせて
メモを見て、ビックリしました。ノートには、教えられたことが「そのまま」書かれていました。
- 不要なことを捨てていない→情報が「整理」されていない
- 「手順」を意識していない
- 「コツ」をつかんでいない
- 重要な箇所にアンダーラインが無い
- 図・表がない…情報が「整頓」されていない
- 日付が無い
- 余白がない
- 教えられた内容ごとに、「改行」が無い
ノートの取り方の訓練
今の社会では、情報が整理・整頓された形で提供されています。学校でも、塾でも、会社でも…
だからメモを取り、整理・整頓する「習慣」が身についていない方が多いです。
特に、受験勉強をしていない方はノートの取り方のコツを知りません。
コツを知っていても、訓練されていません。
メモを取る訓練をすると
メモの取り方、まとめ方を教えて訓練すると、新人の育成スピードがグッと上がったのです。
その「スピード」に驚いています。
更に、マニュアル化も簡単に出来てしまうんです。
このスタッフを育てた経験が、新人の成長スピードを加速させるノウハウになったのです。