凍てつく寒さが続いておりますが、
皆様、
いかがお過ごしですか?
この時期、お客様からの調査に…
社長:実は、社会保険の調査に当たったよ…
私 :そうですか。それは大変ですね。
お客様から、
「調査に当たった」と電話を頂くことが
この時期、非常に多いです。
実は、11月~3月までは、
社会保険関係の調査が
増えるシーズンなのです。
冬に調査が多い理由は?
この時期に社会保険の調査が多いのは、
事務がヒマになるからです。
4月は、入退社が多いため、
取得、喪失手続きが多く、
更に昇給に伴う手続きも
多いのです。
社会保険料は、
4~6月の報酬額の平均を届け出ることで、
決まります。
この手続きを「算定」と呼んでいます。
その「算定」の事務処理を
7月~9月に行います。
それで、
事務センターは大忙し。
その処理が終わると、
本格的な調査シーズンに入ります。
だから、冬に調査が多いのです。
冬は、お客様が忙しい時季…
12月~3月は、
1年でも、
仕事が一番忙しい時期である
お客様が多いです。
12月、1月は、
年末年始の大型連休がある会社が多い。
その分、稼働日が少ない。
製造業は、
春先に
モデルチェンジした新商品の発売が多い。
建設業は、
3月に年度末を控え、公共工事が多い。
こんな時期に、調査に当たる…
本当に大変です。
合理化が進み、増える社会保険調査
ところで、
最近、頻繁に社会保険の調査に
当たると思いませんか?
社会保険の事務手続きは、
インターネットを通じた処理が
増えてきました。
その結果、
各役所の手続きの合理化が
進んでいます。
紙で申請していたときは、
社会保険の職員が
氏名
生年月日
住所
資格取得日
報酬額など…
手作業で入力していましたが、
今は、
電子データで申請している
件数が増えました。
その分、
入力作業が減っています。
だから、
事務処理に携わる職員が減少して、
調査に当たる職員が
グ〜ッと増えているのです。
だんだん減っていく調査対象
また、廃業される方も増え、
会社の数も徐々に減っています。
だから、
調査に当たる順番が早まり、
回数が頻繁になっています。
社会保険は、
4年に一回調査に当たるよう
になっています。
実は、その調査の中身も
以前に比べ、
厳しくなっているのです。
【明日に続く】
一覧ページに戻る