暖房がほしくなる気温になりました。
皆様、
お変わりないですか?
教える時間がないなぁ~
社長:即戦力が欲しい。
私 : ……そうですか。
社長:本当に忙しくって…
教える時間がない。
なんとか、経験者を…
私 : ……残念ながら、
ちょっと…
人手不足が厳しい。
有効求人倍率はバブルを超え、
昭和の高度経済成長に匹敵しています。
最近の新入社員は…
『最近の新入社員は、覚えが悪い。
何とか、なりませんか?
覚えの良い社員が欲しい。』
私も、そう思います。
スグに覚えて、
テキパキこなす社員ばかりだったら
どれだけ楽でしょうか?
覚えの良い優秀な社員ばかりを
採用する方法があればいいけど…
しかし、それは無理です。
人手不足、なんとかならないの?
う~ん、
世の中のせいにしても
解決できません。
ココは
前向きに考えましょう。
対策の方向性は二つです。
一つは、「教え方」を変える。
もう一つは、「覚え方」を変える。
「どちらが効果的か?」というと
「教え方を変える」です。
だって、
自分の努力だけで解決できるからです。
仕事を教えるコツ
「コツ」があることを強く意識させる。
教えることを「整理」する。
→ 「コツ」を絞る
仕事の意味を教えて、やる気を引き出す。
1時間以内に復習させ、
更に翌日、質問する!
…忘却曲線を応用する。
今週は、
こんな感じで仕事の教え方を
お話しています。
目的、手順、コツ!
「教え方を変える」と、
覚えの良い社員も、
更に習得のスピードが上がり、
組織全体に効果が発揮されます。
ところで、
仕事を覚えるのが苦手な社員は、
どうして、
覚えるのが苦手なのでしょうか?
それは、
「目的」
「手順」
「コツ」
を理解していないからです。
目的…誰にどんな風に役に立つのか?
仕事の意味を教えて、やる気を引き出す。
例えば、
・誰に役に立つのか?
・どんな風に役に立つのか?
私たちは、
誰かの役に立つとき
「強い喜び」を感じます。
多くの人は、
仕事をし、仕事を通して
誰かの役に立っていきたいと
考えています。
これが具体的にイメージできると
「やる気」がグーンと上がります。
手順…大まかな作業の流れ
手順とは、大まかな作業手順です。
手順は重要!
腕の良い人は、
いつも同じ手順と方法で仕事をしています。
だから、安定して素晴らしい仕事ができます。
コツ…キチンと段取りよく!
手順とコツが決まっていないと
作業方法は、
その人の思いつくまま、
気分次第になります。
仕事が上達しない人、
仕事の覚えの悪い人は、
いつもやり方が変わります。
だから、上達が遅い。
キチンと
段取り良く
手戻りなしで仕事をするには
手順が一定していることが必要です。
手順を間違うと全く違うものなります。
とりあえず、
まずは、大まかな手順を教えましょう!
【 明後日に続く 】
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