朝の寒さが辛くなってきました。
皆様、
近づく冬の寒さにご用心ください。
それでは、先週のお話のつづきです。
忘却曲線の本当の意味
エビングハウスは、
自ら「子音・母音・子音」から成り立つ
無意味な音節(rit, pek, tas, …etc)
を記憶し、その再生率を調べ、
この曲線を導いた。
•20分後 …節約率 58%
•1時間後…節約率 44%
•1日後 …節約率 34%
•1週間後…節約率 23%
•1か月後…節約率 21%
節約率とは?
学んだ直後から
物忘れはドンドン始まる。
当然、覚えるためには、
繰り返し復習しないといけない。
しかも、
覚えた直後に復習しないと
ドンドン忘れるので、
勉強する時間がドンドン増える。
20分後に復習すると
最初に20分掛かった
記憶時間が9.6分に短縮される。
1日明けて復習すると、
14.8分も必要になる。
とりあえず、
学んだら、
1時間以内に復習するのが効果的です。
1時間以内に復習する
その他、
エビングハウスの実験で解ったことは?
・一度にたくさん学ぶよりも、
時間をかけて何度かに分けて学んだ方が、
学習効率は上がる。
・一度目の学習より
二度目以降の学習の方が簡単!
・復習を重ねると忘れにくくなる。
覚えたらスグに復習する仕組みを
導入すると…
劇的な効果がうまれます。
まずは、ドリルを3回!
私たちロームでは
新人にはドリルを1日3回実施しています。
それは、記憶の定着を図るために
スグに繰り返し復習して、
覚えるためです。
更に、
1週間後、1ヶ月後に復習しています。
あなたの会社では、
どんな工夫をされていますか?
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