台風21号が過ぎたと思ったら、
今度は台風22号が近づいているようです。
皆様、
台風対策は万全ですか?
給与明細書のお話
マジメに見る方は、
スミからスミまで見る給与明細。
一方、見ない人は、全然見ない。
明細書の袋を開けてもいない方も
たくさんいる。
しかし、
実は、給与明細は、大切な書類です。
キチンと対応していないと
会社は、
後になって従業員から多額の請求を
受けることもあります。
しかし、ガードが甘い会社が多いのが実態。
給与明細の発行義務
実は、
給与明細書の発行は、
労働基準法で、義務づけられていません。
では、発行しなくて良いかというと…
所得税法で発行が義務づけられています。
したがって、
給与明細書を従業員に渡す必要があります。
また、
社会保険料を給与から天引きしたときは
従業員にお知らせする義務があります。
給与明細の役割
給与から天引きするものは
たくさんあります。
・社会保険料
・雇用保険料
・所得税
・住民税 など…
法律ごとに計算書を作ると大変です。
給与明細書にまとめて、
一緒に渡すのが、会社にとって便利です。
勤怠管理も
更に、労働時間、残業時間など
勤怠もキッチリ表示することが求められます。
もし、固定残業を導入していると、
それをキチンと表示して、
超えた額を支払う必要があります。
給与計算は、労務管理の基本
給与計算なんか、
難しくないよ~!
ソフトで、計算できるし…
本当でしょうか?
給与計算は、
誰がどういう視点でするのかによって
結果が大きく変わります。
そもそも
どんな契約を結ぶのか?
どういう労働条件が
お互いに得なのか?
表示方法は?
契約書の表現は?
就業規則は?
常に色々考えながら、
事務をするかどうかで
大きく変わります。
事務は、奥深い仕事なのです。
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