秋刀魚がおいしい季節を迎えました。
皆様、
いかがお過ごしですか?
早速ですが、
昨日のお話の続きです。
一人が一つの仕事を受け持つと
一人が一つの仕事を専門とすることを
前提にした職場であれば…
A チェックイン フロント 2名
↓
B 部屋への案内 仲居 6名
↓
C 調理 調理 2名
↓
D 配膳 仲居
夕食ギリギリの時間に
お客様が一斉にやってきたとき、
フロント2名では対応しきれず、
お客様が受付に列を作って
イライラしても…
後の工程の仲居は、
ただ仕事を待っているだけです。
人員配置も単純な分業制に
この場合、
フロントはフロント、
仲居は仲居の仕事しかできないので、
それぞれの繁閑に応じて
サポートし合うこともできません。
作業負担にムリやムダが発生します。
それぞれの仕事をマスターすると
チェックインで忙しい時間は、
・フロント 4名
・案内 4名
のように対応するなど、
忙しさに応じて
仕事を分担し合うといった、
柔軟な人員配置を行います。
すると、
効率が良く
一人ひとりの仕事量の変動にも
対応しやすくなります。
作業負担が平等になり、
労働時間の短縮になります。
そのためには、多能工化が必要
こうした体制を実現するためには、
専門で仕事を分けるのではなく、
仕事の境目を無くし、
色んな仕事をこなせる
マルチスキルの持ち主=多能工
であることが必要です。
カギは、マニュアル化と見える化
そのカギは
『マニュアル化』と『見える化』です。
いわゆるスキルマップを作って
多能工化を進める必要があります。
ロームでも
新人用のスキルマップを作り
入社1年で基本的な仕事が一通り
できるように教育しています。
多能工化
製造業
建設業
サービス業でも、
営業でも
販売でも
事務でも、
多能工化=マルチタスクが大切です。
みんなの「働き方改革」
労働時間を短く、
生産性を上げる取り組みが大切です。
実は、色んなところに
そのカギはあります。
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