今日で8月も最後ですね。
今年の夏は
どんな思い出ができましたか?
さて今日は、
昨日に続いて『マネジメント』のお話です。
マネジメントの教科書
私の『マネジメントの教科書』の1つは
インテルを率いた伝説のCEO
アンディ・グローブの書いた
『ハイアウトプット・マネジメント』です。
日本の黄金期
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
と言われた日本の黄金期!
日本は80年代
アメリカの半導体の
主力商品であるDRAMという
コンピューターのメモリーに
猛烈な低価格競争を
仕掛けていました。
インテルにとって、
メモリーは、創業の事業です。
しかし、
インテルはDRAMから
思い切って手を引いたのです。
ここがスゴイ。
そして、
日本に勝てる
マイクロプロセッサーに
ヒト、モノ、カネを
集中させていきます。
『インテル、入ってる!』
伸び盛りのパソコン市場の
マイクロプロセッサーで
圧倒的優位を作り出します。
そのとき、
アンディが
環境変化として強く意識していたのが
・競争の国際化…グローバリゼーション
・インターネットの普及
でした。
時代は繰り返す
競争の国際化は、日本企業も襲います。
日本の半導体も
韓国などに猛烈な価格競争を挑まれ…
主役の座を韓国に奪われました。
2008年の世界的な不況で…
日本も含め多くのDRAM大苦戦。
今、インテルは、1.7兆円を投じて、
人工知能、自動運転の企業を買収し、
その分野の半導体で先鞭をつけようと
しています。
巨人インテルでさえ、
環境の変化を読み、
思い切った行動をしています。
変化は…
私は正直、日本の将来が怖いです。
AI、自動運転、電気自動車
日本の競争優位が…。
トヨタでさえ、
どうなるか解らない時代です。
大企業同士の熾烈な戦いが始まっています。
しかし、
変化は
「ピンチ」であり、
「チャンス」でもあります。
変化を読み、
いち早く対応した企業には
変化は「チャンス」となります。
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