13時40分。
ここはロームの駐車場。
今から東京に向かう。
太陽がちょっとまぶしい。
グ〜お腹が空いた。
仕事が片付かず、
新幹線で駅弁を食べようと
昼食を後にした。
新幹線の出発時刻は14時11分。
タクシーが来ないか?
左を見たり、右を見たりする。
iPhoneを見る。
5分が過ぎた。
13時45分だ。
お弁当を買う時間は無いな~
タクシーが来た
運転手:お待たせしました。
私 :浜松駅までお願いします。
運転手:新幹線ですね。東京ですか?
私 :ハイ、そうです。
運転手:大丈夫ですよ。余裕ですから…
走ること2分
運転手 :じゃあ、ちょっと急ぎますね。
私 :ハイ。
すると、
スルスルっと左にハンドルを切る。
ちょっと細い道を進む!
初めての道だ。
私 :あれ、「止まれ」が無い。
運転手:ハイ。
実は、
この道、「止まれ」も
信号機もほとんどないんですよ。
私 :すごいですね。
さすがタクシー運転手ですね。
運転手:ありがとうございます。
私 :でもこの道、初めてです。
タクシーで通ったの。
運転手:そうですか。
タクシー運転手でも、
全員が知ってるって訳じゃ
ないですね。
私 :さすがですね。
運転手:『浜松駅』って言われると、
お急ぎのお客様も多いですから。
プロの中のプロ
プロの中のプロ。
自然の会話で、
『浜松駅』と言っただけで、
『お急ぎですか』と聞かれたことが
嬉しかったです。
それに伴い、普段通らない道、
しかも、「止まれ」もない道を
慎重に進む。
おかげで、お弁当を買う時間を
しっかり取れて良かったです。
運転手の腕の違いは、
簡単にはわかりません。
でも、「違い」はありますね。
その「違い」が、
誰にでも見える様になると面白い。
京都で有名になったMKタクシーも
「違い」を見える化して成功しました。
わたし、ロームも
「違い」を見える化したい
と思っています。
何か、「違い」に繋がる様な
ヒントを頂けると嬉しいです。
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