
「労災保険に入っているから、万が一のときも会社は大丈夫」
そう思っていませんか?
実はこの認識、会社経営にとって非常に危険です。
過労死や重大事故が起きた場合、
労災保険ではカバーできない“会社への損害賠償請求”が発生し、
1億円を超える賠償を命じられた中小企業も現実に存在します。
この記事では、
- なぜ労災保険だけでは会社を守れないのか
- 上乗せ労災が「経営リスク対策」として必須な理由
- 社長が今すぐ確認すべきポイント
を、制度に詳しくない社長でも理解できるように整理して解説します。
「知らなかった」では済まされないリスクを、
今ここで把握しておかないと、本当に危険です。
労災保険と安全配慮義務の本当の関係
安全配慮義務とは何か?
会社には、従業員が
- 安全に
- 健康に
- 無理なく
働けるよう配慮する義務があります。
これが安全配慮義務です。
もし業務中の事故や病気について、
「会社の配慮が不十分だった」
と判断されると、
会社は損害賠償責任を負う可能性があります。
労災保険では「会社」は守られない
ここが最大の落とし穴です。
- 労災保険 → 被災した従業員・遺族への給付制度
- 損害賠償 → 会社の責任
労災保険は、
会社が支払う損害賠償金をカバーする制度ではありません。
会社が負担する金額|なぜ高額賠償になるのか?
「労災で年金が出るなら、それで十分では?」
そう思われがちですが、実務では違います。
裁判などでは、
- 労災年金 → 約10年分しか考慮されない
- それとは別に
- 逸失利益
- 慰謝料
- 逸失利益
が請求されます。
その結果、
- 労災保険では足りない
- 数千万円〜1億円超の賠償請求
が、会社に直接のしかかるケースが珍しくありません。
経営者が注意すべきリスク
失敗すると起きる現実
- 高額な損害賠償請求で資金繰りが悪化
- 従業員・遺族とのトラブルが長期化
- 労基署・弁護士対応で社長の時間が奪われる
- 社内外からの信用低下
- 最悪の場合、事業継続が困難に
「事故は防げないが、備え不足は経営ミス」
そう言われる時代になっています。
会社が今すぐ準備すること
上乗せ労災保険が必要な理由
多くの会社が導入しているのが、
上乗せ労災保険です。
役割は大きく2つ。
- 労災保険の上乗せ補償
- 使用者賠償責任補償で会社を守る
ポイントは「絞り込み」
おすすめは、
- 死亡・後遺障害に絞った補償
- 使用者賠償責任保険を必ず付ける
通院や軽い入院まで広げると、
保険料だけが高くなり、費用対効果が悪化しがちです。
よくある誤解(社長が勘違いしやすいポイント)
誤解①「傷害保険があるから大丈夫」
→ 精神疾患・過労死は対象外が多い
実務で問題になるのは「病気」が原因のケースです。
誤解②「生命保険でカバーできる」
→ 補償が広すぎて保険料が割高
福利厚生には良いが、経営リスク対策としては非効率。
誤解③「うちは事故が起きない」
→ 事故は会社規模や業種に関係なく発生します。
まとめ
- 労災保険は「従業員のため」の制度
- 会社の損害賠償リスクは守ってくれない
- 上乗せ労災+使用者賠償責任保険は必須
- 備え不足は、経営そのものを揺るがす
「足りているかどうか」を
事故が起きる前に確認することが最大の防御策です。
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「まだ大丈夫」な今こそ、
一度きちんと整理しておくことをおすすめします。







