社会保険労務士法人 ロームのお役立ち情報

2016.09.28

サインください

50383337 - closeup of black hat weared on business person in black suit and holded by hands in modern black gloves over white background 朝夕は、冷え込んで来ました。 9月5日、背筋がゾッとする事件が起こりました。 「山口組」の組長が新神戸駅に到着した際、 分裂した組の傘下の組員が「サインください」 と声を掛け、挑発する事件が起こりました。 ところで…皆様の会社では、 「暴力団排除に関する覚書」を お客様と締結していますか?

暴力団排除に関する覚書

 2009年10月に福岡県で暴力団排除条例が成立し、 その後1年半で、全国47都道府県で成立しました。  暴排条例は,事業者に対して, 「契約時に相手方等が暴力団関係者でないこと」を  確認するよう求めたり、 「暴力団関係者へ利益供与を禁止する」 などの規定を定めているのが一般です。  条例の成立を受け、取引先との契約書に、 「暴力団排除条項」が加えられるのが一般的に なってきました。

反社会的勢力の排除規程がない会社が多い

 新しいお客様の就業規則を拝見して思うことは…  「反社会的勢力の排除規程」がない場合が多い ことです。

従業員が反社会的勢力と判明したとき~

 従業員から反社会的勢力でない旨の誓約書を回収している場合は、 経歴詐称として解雇できます。  誓約書を回収していなくても、規則に「反社会的勢力の排除規定」 がある場合には、大丈夫です。  しかし、その規程が無い場合には、解雇はグッと難しくなります。  その場合は、他の服務規程に対する違反を探して、解雇できるか どうかを見極める必要で出るからです。  この関連の規程だけでも、複数の条文に影響します。

就業規則はメンテナンスが必要

 実は、就業規則がないと「解雇」も難しいのです。 「解雇」は、就業規則の記載事項です。  つまり、会社は、「どんな場合に解雇になるか」を 就業規則に記載する義務があります。  できるだけ例をたくさん挙げて、 最後に「その他やむを得ない事由が生じた場合」と 記載しましょう。  ところで、解雇事由は、いくつ載っていますか?  懲戒解雇に、「反社会的勢力と判明したとき」や 「●●●」など記載されていますか?  法律は毎年変わります。  時代も、大きく変わります。  就業規則は、定期的にメンテナンスが必要です。

2010年~新規作成、全文改定には「標準装備」

 ロームでは、2010年以降に就業規則の「新規作成」と 「全文改定」には、「反社会的勢力の排除規程」が 標準装備しています。
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