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『懲戒解雇』労使トラブルを防ぐには

2017年05月08日

金曜日の夕方、6時

スタッフも帰り、
電話もほとんど無くなった時間。

突然、電話が鳴りました。

部長:先生、こんばんは。

私 :こんばんは。

部長:実は、辞めてもらいたい
   パートがいるんです。
   無断欠勤も1日して
   おまけに体調が悪いからといって
   連絡もせずに、遅刻を繰り返すんです。

私 :それは大変ですね。
   どんな感じですか?

部長:実は、他の従業員からも
   こんなに休んだり、シフトに穴をあける
   パートさんと働けないって
   相談がきています。

私 :なるほど。
   指導はされているんですか?

部長:何回も店長は注意をしています。
   しかし、本人は全然言うことを
   聞かないんです。
   シフトに穴をあけることについて、
   働く仲間に対してどう思うか?とか
   質問はしているんですが・・・。

私 :それは大変ですね。
   その方は最近入ったんですか?

部長:そうです。

私 :ひどいですね。
   始末書はとりましたか?

部長:いいえ。
   実は書かないんです。

私 :そうですか。
   それなら○○とした方法が良いですよ。

部長:なるほど。
   事前に相談して良かったです。

待望の新入社員、しかし…

今から約40年前の
1978年5月1日

名古屋の小さな会社に
A君(32歳)が入社しました。

人手不足の時にやっと社員が採用できた。

社長も部長も
「これでやっと営業マンができた」
と喜びました。

しかし、次の日の朝、
A君が来ません。

家に電話してみると寝坊したようです。

1時間遅れてA君が現れました。

部長:明日から、キチッと9時前に
    出社するように。良いね?

A君:申し訳ございませんでした。
   注意します。

それからA君は
2週間は9時前に出社しましたが、
5月20日は遅刻しました。

もちろん、
部長は厳しく叱りました。
しかし、
その次の日も遅刻しました。

部長:始末書を書いて、明日までに
   提出しなさい。

A君:、、、、

厳しく指導しましたが、
結局A君は始末書を書きませんでした。

180回の無断遅刻

そのA君は、入社後1年5ヵ月の間に
180回も無断遅刻を繰り返しました。

仮に週休2日制として勤務日数は

20日×17ヵ月=340日

340日の勤務日数のうち、
180日も無断遅刻・・・。

つまり、
2日に1回は無断欠勤している状態でした。

怒り心頭、ついに懲戒解雇に

社長:明日から来なくて良い。
   懲戒解雇にする!

この会社では1年5ヶ月後に
懲戒解雇しました。

社長も部長も
1年で180回も遅刻する社員は
当然に解雇できると思っていました。

しかし、、、

【明日に続く】


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